我々の目的は「リハビリデイサービス」を運営することではない

デイサービスを2020年から始め、足立区に3店舗(保木間、北綾瀬、東和)、葛飾区に1店舗(四つ木)に開設しておいて「リハビリデイサービスを運営することではない」とはどういうことなのでしょうか?

それは、「目的と手段」を明確にしているということです。
我々のデイサービスの店舗に通っていただき、理学療法士の個別メニューでしっかり歩けるようなっていただくことは「手段」です。
「目的」はその「手段」によって少しでも自分の身の回りのことができるようになったり、意欲的になった先にある「夢や目標を叶える」ことなんです。

介護業はそもそもサービス業。
サービス業としての生業は「お客様の困りごとを解決して差し上げる」ことです。
つまり、通って頂いたその先にある「ウォンツ(wants/欲求や願望)を引き出し、その解決策を一緒に模索する」ことが、サービス業の原理原則です。

そして我々が行っているのは介護ではなく「敬護」。
シニアの方のプライドを護ること。

「少しでも自分でできることを増やしたい」
「家族に迷惑をかけたくない」
「もう一度出かけられるようにしたい」
「海外旅行へ行きたい」
「友達と美味しい物を食べにいきたい」など
利用者様の分、その夢や目標はあります。

店舗には利用者様の夢や目標が書かれたビジョンボードが飾ってあります。
我々が全力でそれを叶えるべく考え、行動し寄り添います。
夢や目標が叶ったら、新しいものにアップデートし、新たな挑戦をしていただきます。

「夢?目標?そんなもの無いよ!」と言われる利用者様もいますが、皆さんの夢や目標を見ているうちに刺激を受け、私も夢や目標を掲げたいと言われます。

シニアの方だけでなく、我々も夢や目標を叶えるには誰かの応援だったり、手助けが必要なんです。
「一人じゃない」

2023年は訪問看護も始まります。
これによりまだ見ぬ利用者様の元に「敬護」という理念、「夢や目標を叶える」という志を持つスタッフがお伺いでき、足立区・葛飾区のシニアの方を元気にできると思うと、ワクワクが止まりません!

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