先日、コンパスウォークの全国オーナー会がFC本部のある大宮で開催され私と関谷部長で参加してきました。
東北から九州までのオーナさんが集まり、ほぼ100%の参加率とのことでした。
介護のFCのオーナー会は普通3~4割程度の参加率ということなので、いかに想いのあるオーナーさん達なのかが分かります。
また、他のデイサービスFCにおいては1企業1店舗ぐらいが多いのに対し、コンパスウォークの加盟店オーナーは数店舗経営しているところが多いのも特徴です。
現在、本部直営とFC店合わせて140店舗(訪問介護、訪問看護など含む)で2027年までに合わせて400店舗の目標が掲げられました。
リハビリ型デイサービスで400店舗という数字は他にはなく、日本一の店舗数となると同時に影響力も大きくなります。
集まったオーナーさん達との話しはとても心地よく、かっこいい人達だらけです。
「敬護」の想いをたくさん広め、そこで働く従業員の方の幸せも真剣に考えています。
そんな素敵なオーナーさん達、本部の小池社長のお話をシェアさせていただきます。
「社員の人生が先、事業は後」
社員の人生が好転していくよう、会社でしっかり面倒を見ていくこと。
今までできなかったことが出来たり、新しいチャレンジしていくことで成長していく。
その結果、会社が成長する。
ここで大切なのが、「社員が先」ではなく、「社員の人生が先」ということで、その社員が何を求めて働いているのか、何を目指し、何を優先に人生を考えているのかを徹底的に掘り下げ、引き出すこと。
例えば男性スタッフであれば、「妻と子供二人を養うので家族が幸せに生活できるようにしたい。」
ということであれば、その子供を大学卒業させたいということなら、これぐらいの年収が必要だよね、だったら、いつ頃までにキャリアアップして活躍できるようにしないとダメだよね。
などと、しっかりその「社員の人生」を明確に道筋を想像させてあげることが大事と小池社長がおっしゃっていました。
弊社でも月イチ勉強会を行っており、「何の為に働くのか」などをテーマにし、今の自分の現在地を気づいてもらえるようなワークを行っております。
イギリス元マーガレットサッチヤー首相はかつてこんな言葉をのこしました。
「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」
欲しい成果を求めるならば、正しい思考、それを正しくアウトプットし、正しく行動し、習慣化することが大切だと思います。
月イチの勉強会はまさに正しい思考、正しいアウトプットの土壌。土台を学び続けています。
正しい土壌ではないと立派な作物は実りませんし、正しい土台でないと立派な建物が建ちませんからね。
感動経営コンサルタントの臥龍先生講話
オーナー会のゲスト講師として某テーマパークのコンサルも行っていた臥龍先生の講話がありました。
テーマは「No.2の役割」で、経営に関するお話が殆どでしたが、その中でもとても大事はお話をしていただきました。
それは「人生経営の社長」というフレーズです。会社の社長ではなくても、皆さん自分の人生を経営する社長であるので、それをできるだけ早くスタッフの方々に気づいてもらえるようにした方が良いとのことでした。
事例では10歳でこの「人生経営の社長である」と気づき、生きてきた臥龍先生が経営に携わった会社の男性のエピソード動画を紹介いただきました。
その男性は食品加工工場でアルバイトとして勤務し、その後正社員になりました。
あるとき健康診断でC型肝炎と診断され、妻とお子さん2人を養っていく一家の主として、絶望の淵に立たされました。
その後治療が行われましたが、会社の理解を得て仕事中に毎週注射を打ちにいき、それが1年以上続きました。
職場の仲間にも心配させ迷惑をかけたくないと、いつも笑顔でニコニコすることを心がけていましたが、実は副作用でほぼ毎日38度ぐらいの発熱、ひどい時は自宅で卒倒することもしばしば。
それでも一生懸命に周りに気づかいさせないよう、勤務を続けました。
普通であれば、「なんで俺が、、、なんてついていないんだ」と現実を直視することができず、心も廃れていくと思いますが、その男性は病気を受け入れ、「俺がなんとかすればよい」と自分に矢印を向け続けました。
なぜ、そう思え行動できたのか?
それはその男性が10歳の時に「そう生きる」と決めたエピソードがあります。
鎖肛という肛門がない状態で生まれてきて、手術を受けお腹には大きな傷が残り、その傷のことを酷く言われたり、便失禁などで悩まされる子供時代を過ごしていました。
それでも普通の子供と同じ様に生活させる為、親はサッカーチームに通わせていました。
ある日、試合の日準備運動中に便失禁が遅いました。
分からなようなそぶりをしていましたが、試合を見に来ていた母親だけは便失禁したということに気づき、もう試合もすることができないので、そのまま家に帰らせました。
大事な試合なのに急に帰ってしまったチームメンバーに対し、周りからはヒソヒソと耳の痛い言葉を母親は受け止めます。
試合後、母親は家に帰ると「私のせいでごめん」と子供の前で泣き崩れました。
それを見た10歳の子供は決意しました。
「大好きなお母さんを悲しませてしまった。僕が何とかすればいいんだ。」
その後、自分で一生懸命に食べ物や生活習慣などをコントロールできるよう努力し、大人へと成長していくのです。
家族を持ち、これからという時にC型肝炎という病気。
でも、10歳の時に「人生経営の社長」は自分だということに気づき、C型肝炎と診断された時も「周りの家族や会社の人に心配させたくない、自分で何とかすればいいんだ」と、酷い副作用の辛い治療にも耐え、1年半後見事に復活されました。
その後、その会社の社長へと抜擢され業績を伸ばされているそうです。
動画の途中から感度の高いオーナーさん達ばかりなので、みんなすすり泣きです。
経営の神様、松下幸之助も言います。
「物事がうまくいかない時は、すべて原因は私にある」
この男性のように生まれ持って病気になったのは明らかにこの男性のせいではありませんが、そこに固執するだけでは何も生まれません。
「こう生きる」と決め、前に進むことで未来は開かれるものと思います。
あなたは「人生経営の社長」ということに気づいていますか?
臥龍先生、いつも素敵なお話ありがとうございます。
2024年介護保険改定について
次の介護保険の改定について、利用者様の自己負担増がありそうだとのことでした。
まだ、確定はしていませんが、大方の情報をまとめるとそんな感じになるだろうとのこと。
当然、国も予算がどんどん厳しくなってくるので、利用者様の負担が2割3割となっていくのは至極当たり前の流れかと思います。
そんな時に私たちはしっかり対応していかなければならないと思います。
私たちの目的はリハビリを続けてもらい、自分で出来ること増やし、元気になってもらうこと。
2割3割と負担が増えたとしても、「あなたに逢いに来たい」と言ってもえる存在になることが大切です。
ただ何となく仕事をするのではなく、目の前の利用者さまの「幸せ」を徹底的にサポートさせていただくことが、今まで以上にこの業界に求められてくると思います。
「介護難民」を増やしてはいけません。
踊るケアマネお花畑の宗像さん
郡山でケアマネージャーとして活躍する宗像さん。
コンパスビレッジを展開している夢成株式会社さんの感動溢れる動画に、宗像さんが菊池事業部長と利用者様を盛り上げる為に踊りながらカラオケを歌っているシーンを拝見しておりましたが、ついにその宗像さんとお逢いできました♪
想像していた通り、明るく素敵な方で本気で郡山のシニアの方々を想う熱意にシンクロしすぎてすぐに仲良くさせていただきました。
今後面白い取り組みが一緒にできそうです♪
「消えゆく県」秋田でコンパスウォークを
マスコミでも良く言われる人口減少が著しい秋田県。
そんな厳しい状況でもコンパスウォークを開設している素敵なオーナーさん達がいます。
秋田市ではなく、人口数千人の町で居宅も少なく、とても不利な立地でも「私たちがやらなければ」という使命に燃えた若い社長さん達が力を合わせて、秋田のシニアの方々を元気にしています。
居宅が少ないゆえ、個人宅に飛び込み営業に行っていたり、冬は雪深いので送迎もとても時間がかかってしまったりと我々の店舗がある都会とはくらべものにならないぐらいハンデがあります。
こんな沢山の素敵なオーナーさん達と素敵なお話ができて幸せです。
皆さん会社の社長である前に「人生経営の社長」であるということ。
本部の皆様準備、当日運営ありがとうございました。